こんにちは。PIRALINCO.Labの黒狸です。
「働き方改革」や「クールビズ」という言葉は広く一般化してきた感がありますね。
それらと共に「ビジネスカジュアル」というワードもよく聞くようになりました。
「ビジネスカジュアル」は「クールビズ」のように、とりあえずネクタイしなくてOKで何とかなるものではありません。
着用するアイテムそのものが伝統的サラリーマンスタイルから変わってしまいます。
いろいろ悩むところもある「ビジネスカジュアル」
今回はまず足元からということで、ビジネスカジュアルシーンで使えるスニーカーとして「ドラゴンベアード」を提案させてもらいます。
ドラゴンベアードってどんなブランド?

まずはドラゴンベアードについて、ざっくり3行で説明します。
- 日本発のスニーカーブランドで、【髭】が特徴的
- 価格帯は5000円~15000円がメイン
- 実販売店舗数はそれほど多くないが、通販で購入可能
は~い、本当にざっくりです。
さすがにもう少し詳しくという方はオフィシャルからどうぞ。
具体的なオススメアイテムは?
DRAGON BEARD DB-2229
カラーバリエーションはブラウンとダークブラウンとブラックの3種類。
3種類ともいい感じなのですが、今回はビジネスカジュアルの視点から、ブラウンとダークブラウンを推したいと思います。
ブラックは、カジュアルというか、ビジネスシーンで使えるスニーカーらしくないスニーカーという感じなので、カジュアル感を出さずにスニーカーに変えたい場合はもってこいの逸品です。
推し其の1~個性はあれど癖は無し~
オススメしたい点ですが、いわゆる「ビジネスシューズ」から変更した際の「違和感」がDB2229は非常に少ないです。
素材がレザーで出来ており、ブランドのトレードマークである髭はパンチ穴で表現されているため、いい意味で主張が抑えめになってます。

控えめな「髭」です。
髭は控えめですが、つま先にお花っぽいが意匠が入ってます。
こちらの方がブランドカラーより柔らかめでいい感じの個性を出してくれています。

ドレスコードでプレーントゥまで必要とされるようなフォーマルな職場ではこれでもNGってなるかもですが、一般的な企業のドレスコードではツッコミを受けることはまずありません。
推し其の2~特推し!機能面のコスパ~
黒狸もこれを購入する前はいわゆるビジネスシューズを履いておりました。
DB-2229と同じような値段のビジネスシューズでは、どうしても重たくてレザーもゴムも固いので、慣れるまでよく靴擦れしたりしてましたし、ちょっと長い距離をあるくと結構足が重たく感じておりました。
また、雨の日は無駄に滑る仕様の底に苦しめられもました。
最近は減ったと思いますが、ちょっとドレッシーな靴は底がツルツルに近いものもありますよね。
もっと探せばそれなりに良いものがあったのかもしれませんが、正直そういうものだと半ば諦めてビジネスシューズを購入しておりました。
しかし何といってもDB-2229はスニーカーです。
しかも履いた時の踵を包み込むフィット感は非常に心地よくてクッション性も優れているので、しっかりと地面を踏めている感じがします。
底面もしっかりとした溝が形成されているので、足元が濡れていてもスリップの不安は感じません。けっこうグリップしてくれます。
ビジネスシューズでここまでの機能性をもったアイテムってそうそうありません。
通販で「走れるビジネスシューズ」といったものも売ってたりしますが、(買ったことありますが、、、、)軍配はDB-2229にあがります。
この機能性は足を多用する方には本当に強く推したいポイントです。
DRAGON BEARD DB-700
カラーバリエーションは7種類。
うち5種類はアッパーとソールにも白を使っています。
ちょっとカジュアル感が強めの印象が強め。
ビジネスカジュアル利用としてはブラックとダークブラウンがオススメです。
推し 其の1~外の髭、内のタグに存在感~
先に紹介したDB-2229とは明確に髭の存在感が異なります。
このブランドらしさでもある髭部分は皮素材を1枚貼り付けて立体感を強調。
特にダークブラウンではアッパー部分が2色使いになっているので、より存在感が出ています。
内側にはブランド名が入ったタグが同じく皮素材で形成されており、こちらも靴の立体感を演出していまう。
DB-2229より少し「攻めて」ますが、ある程度のビジネスカジュアルがOKな職場環境であれば、是非とも検討対象にしてほしいアイテムです。
推し其の2~ビジネスシューズ的なフォルム~
DB-700はシルエットが細身で、少しとがった見た目になってます。
DB-2229やビジネスシーンでもたまに見かけるadidasのスタンスミスと比べた時に、トゥが気持ち長めに見えるので、靴単体で見るよりも全体のバランスとしてカジュアル感は低めに感じられます。
なお、あくまで今回テーマはビジネスカジュアルなので、パンツのシルエットも細めがオススメです。
購入の注意点とは?
値段もほどほどなので、ちょっと興味をもっていただいた方もおられるかもですが、もうちょっと読んでくださいね。
購入を検討するにあたって、気を付けてほしいところはここ。
ずばり、サイズ選択です。本当に、これは注意。
オフィシャルの通販ページにも以下の文章が書いてます。
足幅の広い方、甲の高い方などは、普段お履きの靴よりもハーフサイズ大きいものをお選びにになることをおすすめいたします。
何となく自分は普通だから、いつものサイズでOKだよね~というのは早計。
もう一回いいますが、ここは本当に注意。
黒狸はスポーツやビジネスシューズでは26.5㎝の靴を履いてますが、所有しているドラゴンベアードの靴は27.5㎝と28㎝でぴったり。
これでジャストフィットしてます。
以前に26.5㎝でシルエット細目のモデルを履いていたことがあるんですが、靴の形は徐々に崩れていきました。。。
自分にあうサイズを知る方法
最良の解決策と、それが叶わない場合の現実解をご提案しましょう。
【最良解決策】店舗で実際に履いてみる。
そう、当然ながらこれが最良解決策です。オフィシャルショップもしくは取扱店まで出向いて、直接履いてみてください。ショップ一覧はこちらを参考に。
そしてもし可能であれば、公式ショップもしくはドラゴンベアード商品をメインで置いている店舗に行っていただきたいと思います。
そういうショップは当然ながらこのブランド製品を熟知した店員さんがいます。
対面で私をぱっと見ただけで最良のサイズを提案してくれるような猛者も結構いたりします。
あれは「うぉ、さすがっ」てなりました。
モデルごとのオススメポイントや履き方のアドバイスも聞けたりしますので、アイテムへの愛着もあがるというもんです。
【店にいけない場合の現実解】大きめで購入し、インソールで調整する。
インソールの仕様はビジネスシューズでは割と一般的かと思いますが、正直スニーカーで利用されることは少なめかもしれませんね。
しかし、ビジネスカジュアルで使用するという観点でスニーカーを見たとき、これは悪くない一手になります。それはなぜか、ちょっと文章が長くなってきましたが、もうしばしお付き合いください。
ジャストフィットへの調整が容易。
100円ショップでカットしてサイズ調整ができるタイプのインソールを販売しています。
サイズ調整だけならこれだけで大丈夫。
また、大きめサイズの靴であればインソール側で空間を埋めれる(土踏まず部分を盛り上げた形など)タイプがあるので、足にしっくりきて良い履き心地への調整が思った以上に簡単にできるのです。
ビジネスシューズに近い大きさにサイズアップできる。
ビジネスカジュアルにスニーカーを取り入れた場合、アイテムによるが従来よりも足自体が小さく見えてしまう事が多くなりがちです。
ビジネスシューズはスニーカーと比べてヒールリフト(踵のごついゴムのところ)が高めで、トゥにゆとりをもって作られてるものが多いからでです。
できる事なら、ビジネスカジュアルに今持っているスーツをバラ組み合わせる事も考えたいと思われる方が多いと思うので、その場合今ある靴になるべく近いサイズにした方見た目のバランスが整えやすくなります。
黒狸は普段はスーツの流用はしませんが、それより何よりビジネスシューズを極力避けたいので、大きめサイズで購入したDB-2229はスーツを着なければならないシーンでも活躍してくれています。
靴本体へのダメージの軽減。
インソールを追加することで、元のインソール(中敷き)が摩擦を直接受けないのと、インソールで足が靴の中で適切なポジションに存在することで靴自体が型崩れ等を起こしにくくなるという利点があります。
あと、靴本体へのダメージという分類は適さないかもしれませんが、「臭い」も気になる場合がありますよね。
これまでビジネスシューズを長年継続してこられた方ならなおのこと、そういった悩みを持たれているかもしれません。
しかし、追加したインソールは交換すれば、靴に定着した臭いを大きく低減させることもできるというのもメリットとして知っておいてほしいと思います。
さらに防臭・消臭の効果が期待できるインソールもありますので、追加効果としてそういった商品を選ぶ場合も靴が大きめであればやりやすいですよね。
今回はビジネスカジュアルに使えるスニーカーとしてドラゴンベアードのアイテムと購入時の注意点を紹介させてもらいました。
黒狸は紹介していない種類でもビジネスカジュアルに取り入れているものもあるので、そちらもそのうち追記するようにしたいと思います。
それでは、今回はこのへんで。
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