こんにちは。
PIRALINCO.Labの黒狸です。
先日家族ぐるみで付き合いのある友人から、まだ小さい下の子供が歯磨き嫌いで困るという話をききました。
そうなんだーときいていましたが、思い返すと我が家ではそんな苦労味わってない気がする。
子供が歯磨き嫌いにならなかった = 子供を歯磨き嫌いにさせなかった理由ありのはず。
我が家の子供歯磨き環境と、残念ながら歯磨き嫌いになってしまったお子様にオススメできる対処法をお伝えしたいと思います。
歯磨きが嫌いになってしまった子供をもつパパママ
もうすぐ歯磨きデビューする子供をもつパパママ
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うちの子供が歯磨き嫌いにならなかった理由
まず、歯磨きが嫌いにならなかった我が家のケースを振り返ってみたいと思います。
保育園でみんなと歯磨きしていた

私も奥さんもフルタイムで働いています。
子供は二人いますが、物心つく前から保育園でお世話になっています。
当然歯ブラシもみんなと一緒に使いだします。
みんながやってるから、やるものなんだーっていう意識はあったはず。
保育園はあんまりという人もいますが、幼児期の社会性形成や生活の中で自分ができる事を身につけるとかっていう経験がつめるのでとてもいいと思ってます。
虫歯の絵本をよく読んでいた

幼児期はいろいろと絵本の読み聞かせとかもやりますよね。
我が家の子供はアンパンマンの絵本が大好きでした。
その中で「はみがきまん」というキャラがいまして、それが出てくる本をよく読んでいました。
幼児期におけるアンパン先生の影響力は絶大。
もう表紙がどんなのか忘れましたが、たしかこのへんだったはず。
図書館とかにも置いてると思うので、一度お試しください。
あとよく歯医者さんの待合室にも置いてたりしますよ。
好きなキャラの歯ブラシを使っていた

これまたキャラはかぶりますが、アンパンマンにはとてもお世話になりましたね。
あとは仮面ライダーとヒーロー戦隊(男の子)
下の子はプリキュアでした(女の子)
好きなキャラの歯ブラシ使ってちゃんと磨こうね~って感じ。
小さい子供はちゃんとそれでも喜んでくれます。
歯磨き粉の味は選ばせていた

お店に行って、自分の好きなものを選べるような年になるとこれができます。
選ぶといってもそんなに種類があるわけではなくて、グレープ、ストロベリーといったフレーバーがいくつかある程度。
どれか自分でちゃんと磨ける好きなものを選びなさいって言って選ばせてました。
自分が使うものを自分で選ばせると、けっこうちゃんとするというのは歯磨きにかぎらずいろいろなものに共通することかもしれませんね。
仕上げの時間はスキンシップの時間

歯ブラシだけだと、大人でも歯垢除去率は5~6割。
使い始めの子供なんて手を動かすのも下手なので、ほぼ噛んでるだけです。
まぁ初めはそんなもんですよ。
必要なのは大人がやる仕上げみがき。
でもこの仕上げみがきも嫌がる子は嫌なんでしょうね。
私はこんな感じで歯磨きのちから加減と素直に仕上げみがきを聞き入れさせてました。
子供に歯磨きのちから加減のコツと仕上げみがきを聞き入れさせたやり方
吹き出し使うのめんどうなんで、文でいきますw
パ:いいか〇〇、歯を磨く前のお口の中にはバイキンマンがおるねん。
子:めっちゃゴシゴシしてやっつけるわ。
パ:そう、やっつけるのはゴシゴシが大事やねん。同じところだけやってもあかんで。
バイキンマンはいろんなところに出てくるから全部ゴシゴシせなあかんで。
子:できるー。
パ:みがき終わったらバイキンマンいなくなったかパパが見たるわー。
ここで自分なりに磨かせます。
子:バイキンマンやっつけたで。
パ:あー、きれいになったけど、あっまだバイキンマンおるで。
子:おらんわ。
パ:バイキンマンは強いちからで歯にくっついてるねん。
子:もっと強くごしごしする。
パ:バイキンマンが苦手なんはこちょこちょやねん。〇〇もこちょこちょ苦手やろ。
子:歯ブラシでこちょこちょするん?
パ:そう。パパが仕上げこちょこちょしたるわ。次から〇〇もこちょこちょな。
子:うん、そうする。
ブラシ=ゴシゴシなイメージがあるので、こちょこちょというネーミングで優しいタッチでブラシをあてるイメージを持たせました。
子供、こちょこちょ好きですよね。これは結構聞き分けよくきいてくれます。

どんなに忙しくても仕上げみがきはするようにしてくださいね。
やらないときがあると、やらなくてもいいって思っちゃうので。
歯磨きが嫌いになっちゃった子にはこれ:口腔ケアができるご褒美
親がいくら頑張っても、それでも子供が歯磨き嫌いになっちゃうことだってあると思います。
子供はほんのちょっとしたきっかけで好きになったり嫌になったりしますから、やり方が悪かったとかあんまり凹んじゃだめですよ。
で、子供が歯磨き嫌いになってしまったら、最近はこんなアイテムを歯磨き後のご褒美としてしっかりみがかせるという手もあります。
キシリトール配合の乳酸菌タブレット
最近いくつか商品が出てきました。
キシリトールは砂糖ではない甘味料ですが、それに乳酸菌も付加されたタブレット。
キシリトールだけだと虫歯の原因にならない甘味料というだけですが、付加された乳酸菌が口内での虫歯菌繁殖抑制に期待できるというもの。
乳酸菌は自然界にも動物の体内にも広く分布していますが、乳酸菌ならなんでもというわけではないみたい。
ちゃんと虫歯菌抑制に根拠を持った乳酸菌は2種類ほど商品化されたものがあります。
L8020菌
L8020乳酸菌とは歯周病、むし歯になったことのない健康な子どもの口の中から発見されたヒト由来の乳酸菌で、広島大学の先生が発見された菌種です。
この乳酸菌が口内にとどまる事で、虫歯菌・歯周病菌に攻撃を仕掛けてくれるようです。
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興味のある方はこちらをのぞいてみてくださいね。勉強になります。
まとめ
- ともだちもちゃんと歯磨きしているのがわかる状況は有効。
- 歯磨きネタの絵本も子供は自分の事としてとらえる。
- 歯磨きはお気に入りの歯ブラシを使う。
- 歯磨き粉(歯ブラシも)自分で選ぶとちゃんとやろうとする。
- 親の仕上げみがきは欠かさずに。無理やりはだめよ。
- 嫌いになっちゃったら乳酸菌タブレットでご褒美効果&口内フローラケア
乳酸菌タブレットは歯磨きが嫌いじゃなくてもおすすめです。
歯磨きにプラスの効果ですもんね。
いっそ家族で乳酸菌タブレット習慣。 ありですよこれは。
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