遺伝子検査キットをゆるめに比較してみた   【2021年検査項目が多いサービスを比較】

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こんにちは。

 

ぴらりんこ・ラボの黒狸です。

 

私ちょっと前から、遺伝子解析サービスというのが気になってました。

 

実は昨年親族に癌が見つかりまして、幸い初期なので無事に摘出して事なきを得たのですが、医者からは遺伝もあるのかなーという話を聞いたと言ってました。

 

そんな経緯もあり、ちょっと遺伝子に興味をもったんです。

 

ここでは「がん」「一般疾患」「体質」の遺伝子検査結果をトータルで教えてくれる遺伝子検査サービスを提供している4社の紹介と、それぞれの特徴をお伝えします。

 

ちなみに、私が実際に受けた遺伝子検査の紹介はこちらです。

 

【世界最多460項目がわかる】Genoplanの遺伝子検査をレビュー
2019年12月断面、業界最多460項目の分析ができるGenoplanの遺伝子検査を受けた結果を紹介します。 Genoplanは分析項目が多いだけでなく、結果が出るまでの期間が他社よりも早く、検査結果を無償アプリで見る事が可能。

 

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遺伝子検査サービスとは

 

遺伝子検査は、遺伝子に記録された情報を解析することで、病気のなりやすさや体質などを知ることができる検査です。

 

そもそも、人間の遺伝子の配列のうちで個人差があるのは1%以下です。

 

このわずかな違いが人の特性・個性としてもろもろの体質に関係してきます。

 

遺伝子検査はその解析技術の発展に伴い、分析費用&必要時間が大幅に下がりました。

 

そして、唾液で遺伝子を調べられることから、新しい病気の予防法として身近な検査となりました。

 

黒狸
黒狸

なんとなく、血でやると思ってた。

(そういや、ドラマでも口をつけたコップとかでやってるような、、、、)

 

遺伝子という私たちの初期設計図は一生涯変わることがありません。

 

つまり、検査をするのは一度だけでいいんです。

 

遺伝的リスクを知り、生活習慣を見直すことで早い段階から的確な予防につなげていくというのが遺伝子検査サービスの使い方です。

 

遺伝子解析でわかること

科学的根拠 遺伝子検査

 

検査でわかる項目は大きく分けてこの3種類

 

がん

 

「胃がん」「肺がん」「大腸がん」といったメジャーどころから、「濾胞性リンパ腫」等の何それ?といったがんまで調べる事ができたりします。

 

一般疾患

 

「糖尿病」「脳梗塞」「心筋梗塞」といったがん以外の疾患もいろいろとわかります。

 

サービスを提供している会社により差はありますが、多いところで300種程あります。

 

体質

 

「血圧」「アルコール代謝」「円形脱毛症」「関節の強さ」といった体質系のことがわかります。

 

黒狸
黒狸

サービスを提供する会社によって検査項目数が違ったりします

遺伝子検査キット各社の特徴

遺伝子 比較

 

総合的な遺伝子検査で多数の項目を一度に検査できるサービスを展開している4社をご紹介。

 

ユーグレナ・マイヘルス

ミドリムシを活用したヘルスケア関係企業でで有名なユーグレナ社が提供するサービスです。

 

飲むミドリムシだけじゃなかったんですね。

 

 

ユーグレナ・マイヘルスで検査できる項目は約300項目

 

制限として、ユーグレナ・マイヘルスは18歳未満は検査を受ける事ができません

 

検査結果は、WEB上での閲覧のみです。

 

検査必要期間はホームページで公開されていませんでした。

 

以前はなかったのですが、付帯サービスとして解析後にオンラインでの医師の無料相談が受けられるサービスが付いたようです。

 

まぁ確かに結果見合いで相談したくもなるかもしれませんから、けっこういいサービスですよねこれ。

 

また、検査項目数はそれ程増えてはいないようですが、2020年12月に【紅茶の消費量】という項目が追加されたようです。

 

ユーグレナマイヘルスの遺伝子検査キットは公式で結構割引セールをすることがあります。

 

公式ページを見て割引しているときが買い時ですので、悩んでいるときに割引がなければ少し待ってみてもよいと思います。

ユーグレナ・マイヘルス公式サイト

 

以前は個別検査製品として「ダイエット体質遺伝子チェック」「アルコール体質遺伝子チェック」や遺伝子検査ではないですが「腸内フローラバランスチェック」や「酸化度チェック」というものもあったのですが、なくなったのでしょうか。HPに見当たらなくなりました。

 

酸化度チェック、やりたかったんですがねぇ。。

 

ユーグレナ・マイヘルス酸化度チェック

MYCODE:マイコード

DeNAライフサイエンス社が提供するサービスです。

 

 

MYCODEで検査できる項目は約280項目

 

こちらも年齢制限があり、MYCODE20歳未満は検査を受ける事ができません

 

ユーグレナよりちょっと基準が厳しめですね。

 

検査結果は、WEB上での閲覧

 

有料でレポートを冊子化したものを送ってもらう事もできるので、紙でじっくり読みたいという人には良いかも。

 

MYCODEも遺伝子解析の知見がアップデートされた場合は更新していく予定とされていますが、、、、更新していく予定=まだやったことは無いんでしょうね。

 

検査期間は3~4週間程かかるとのこと。

 

お値段は29800円(税別)ですので、ユーグレナマイヘルスと設定価格は同じですね。

 

特徴として、これまた有料にはなりますが、解析結果に基づき生活習慣を改善のアドバイスを受ける事ができる「MY健康サポート」というサービスも行っています。

 

遺伝子検査サービスは受けた後に結果に基づいてどうするか?が重要です。

 

今後、そこに価値をつけたサービスが他社とのコラボで出てくると思いますが、すでに健康サポートサービスを自社で提供しているあたりは取り組みが進んだ会社という感じがしますね。

 

GeneLife Genesis(2.0):ジーンライフジェネシス

 

遺伝子検査キットで一番売れている

(売れていた?)のはこちら。

 

次に紹介するGenoplanが出てくるまでは分析項目は断トツの1番でした。

ジーンライフジェネシス

GenelifeGenesis(2.0)で検査できる項目は約360項目。

 

さすがに売れているだけあって項目数は多め。

 

年齢制限は一応18歳とされていますが、法定代理人(親権者)の同意があれば18歳未満でも受ける事ができます

 

Genelife公式

 

検査結果は、WEB上での閲覧となります。

 

検査結果がみれるアプリもあるのですが、なんとこれが有償で4455円(税抜)

 

黒狸
黒狸

マジでか、、、検査結果アプリくらい無償でいいんちゃうの?

 

と、調べてみて思わず独り言を言ってしまいました。

 

う~ん、よほどの追加コンテンツがあるのでしょうかねぇ。。。

 

検査期間は約1か月とされていますので、MYCODEと似たようなもんですね。

 

お値段は29800円(税抜)ですので、これまたMYCODEと同じくらい。

 

また、Genelifeも個別検査が充実しています。

 

「SKIN」や「METABO」といった項目特化型のも物や、遺伝子検査ではありませんが、皮膚の常在菌を調べるキットといったものもあります。

 

黒狸
黒狸

皮膚の常在菌とかはまだ興味はありますけどね。

私としては検査結果をみるアプリが有料という時点でここは無い。

Genoplan:ジェノプラン

ジェノプラン分析内容
Genoplanホームページより抜粋

 

最後、まだ日本ではマイナーなGenoplan(ジェノプラン)です。

 

元はアメリカの企業で、日本ではジェノプランジャパンという法人が展開しています。

 

Genoplanで検査できる項目はダントツの500項目

 

ずば抜けた項目数ですね。

 

現状では世界最多の項目数とのこと。

 

年齢制限は20歳以上ですが、未成年も親権者の同意書があれば受ける事ができます

 

検査結果はweb上とアプリで見る事が可能です。

 

なお、ジェノプランのアプリは無償です。(普通こうだと思いますが、、、)

 

また、検査結果の印刷用pdfも無償で提供しているので、自分で印刷できます。

 

検査期間は約2週間(10営業日という言い方)ですので、他社と比較してかなりスピーディ。

 

お値段はこれまた29800円(税抜)という設定です。これ絶対他社とあわせた感じですね。

 

Genoplan公式

 

ジェノプランは当初個人向けの販売はしていなかったようですが、最近になってホームページからも購入ができるようになりました。

 

検査が早く、項目数も最多で結果確認の使い勝手もアプリが無償提供されている等いろいろとそろっているのですが、祖先のルーツを見るというのはGenoplanには含まれていませんでした。

 

Genoplanですが、サービスアップデートがあり検査項目が460→500になっています。詳しくはこちらで。

遺伝子検査【Genoplan】検査項目がアップデートされました
業界最多の検査項目が特徴の【遺伝子検査サービスGENOPLAN】が検査項目をアップデート。460項目→500項目に増えました。 以前に検査を受けた人もアップデート対応してくれます。しかも無料とは気前がいい話ですね。今回はアップデートの概要をまとめました。

遺伝子検査サービス比較表

 

上で紹介した4社を表で比較してみます。

 

  ユーグレナ MYCODE Genelife Genoplan
定価(税別)

29800円

29800円

29800円

29800円

検査項目数 約300 約280 約360 約500
検査必要期間 不明:公式無し 3~4週間 約1か月 約2週間
年齢制限 18歳以上 20歳以上 18歳以下は親権者同意要 20歳以下は親権者同意要
結果確認手段 web web

web

アプリ(有償)

web

アプリ(無償)

印刷サービス なし 有償 有償 無償:PDF提供
個別遺伝子検査

ダイエット体質

アルコール体質

がんパック

祖先ルーツ

祖先ルーツ

肌老化

メタボ、筋力

なし

 

まとめるとこんな感じでした【2021年1月断面】

 

このあたりはいろいろと更新を見つけ次第、リライトしています。

 

遺伝子検査サービスはうける価値がある

遺伝子検査サービスの価値

遺伝子検査で自分の初期設計を知る。

 

遺伝子検査で特定の病のリスクが高めという結果が出たとしても、当然ながら必ずその病になるわけではありません

 

とりあえず自分の遺伝子という「初期設計」ではそういう仕様になっているというだけです。

 

例えば、肺がんリスクが高めという検査結果が出た非喫煙者と、肺がんリスクが低いという検査結果がでたヘビースモーカー、どっちが肺がんになる可能性が高いか?という事です。

 

遺伝的な体質は別ですが、初期設計の仕様がわかれば、自分でリスクコントロールができます

 

初期設計を知れば「生活習慣」でリスクに対抗できる。

 

遺伝子という「基礎設計書」に基づいて作られた身体に我々は日々「生活習慣」というカスタマイズを施しています。

 

つまり設計的に弱いところは「生活習慣」というカスタマイズで補強すればいいんです。

 

もちろん、悪い「生活習慣」だと補強どころか改悪になってしまうので、そうならないよう気を付けないとだめですけどね。

 

言い方を変えれば自分に適したカスタマイズを施すために自分の初期設計を知っておく必要があります。

 

遺伝子検査という科学的根拠に基づいて自分の「初期設計」を知る事は十分値段に見合うだけの価値はあると私は思っています。

 

以上、遺伝子検査サービス比較でした。

 

ちなみに私はこの遺伝子検査を受けてみました。

 

最安値で購入する方法についても紹介しています。

 

【世界最多460項目がわかる】Genoplanの遺伝子検査をレビュー
2019年12月断面、業界最多460項目の分析ができるGenoplanの遺伝子検査を受けた結果を紹介します。 Genoplanは分析項目が多いだけでなく、結果が出るまでの期間が他社よりも早く、検査結果を無償アプリで見る事が可能。

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