算数脳トレ【ジャマイカ】の由来は?

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こんにちは。

理系の文学派、PIRALINCO.Labの黒狸です。

 

皆さん、小さいころに電車に乗った時、切符に書いてある4つの数字を四則演算で10にするとかっていうゲームをしたことはありませんか?

 

けっこうムキになってやってしまうやつですが、結構頭つかうんですよね。

 

この記事を読んでわかること

算数ゲーム「ジャマイカ」と、ドライブ中や電車でできる計算遊びをご紹介しています。

また、最後にジャマイカネーミングの由来も追加しています。

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昔、切符でやってた計算遊びはこういうのです

 

例えばこんな感じ  【4 3 8 1】

 

これを足す、引く、かける、割るでコネコネしまして、

 

4÷(3-1)+8=10

 

っていうのが、暗算で早くできた方が勝ちみたいな。

 

 

もちろん、数字の組み合わせによってはできないものもあったりします。

 

【1 1 2 1】 これとか、無理なパターンです。

 

ナンバープレートで10にする
こちらは当然のフリー素材。

 

ちなみに車のナンバープレートでも、この遊びはできちゃいます。

 

車の移動に退屈したときに子供とやったりしてました。

 

というか、今でもやりますw

 

このパターンでは

 

(7+3)×2÷2=10 という感じでしょうか。

 

答えは一つじゃない

 

いわゆる学校でやる「算数」だと、答えは常に一つだと思います。

 

式から答えを導く場合は、そうなりますよね。

 

この遊び方は【「答え」から「式」を考える】ので、答えは一つとは限りません。

 

例えばこちら【4 2 3 6】だと、

 

(6+4)×(3-2)=10 というやり方以外に、

 

  3×6-4×2=10 であったり、

 

  4×6÷3+2=10 っていうのも答えになります。

 

 

人によって発想はいろいろ出てくるので、車の中でやるとけっこういい暇つぶしになります。

 

問題はいくらでも目の前に新しいのが来ますからね。目もちょっと冴えます。

 

そしてジャマイカ

 

そんな「頭の体操」が手軽にできるアイテムがこちらです。

 

みんなでできる脳トレジャマイカ

 

ジャマイカです!

 

なんでジャマイカなのか、そこはわかりません。でも、ジャマイカです。

 

箱から出してみます。

 

ジャマイカ 計算例

 

作りとしては、7つのサイコロをプラスチックの枠でサンドしたような感じです。

 

サイコロはふつう投げますが、これは投げずに掌でサイコロを回して数字を変えます。

 

白いサイコロは普通に1~6があるサイコロ。

 

黒い真ん中のサイコロは10、20、30、40、50、60という通常の10倍の数字。

 

端っこの黒いサイコロは、1~6があるサイコロです。

 

サンドしているプラスチック部分は緑とか赤のやつもあるみたいです。

 

どうするのジャマイカ

 

黒いサイコロ2つの合計値になるように、白いサイコロ5つをすべて使って+-×÷を駆使して式を考えます。

 

やり方の基本は冒頭の切符やナンバープレートとほとんど同じですね。

 

10にするのではなく、最大66までの数字をつくらなければならないというのが切符やナンバープレートよりちょっとやりがいが感じられるところです。

 

【3 2 2 2 1】で23をつくってみる

 

さっきの写真を例に、考えてみましょう。

 

例えば、これだとこんな感じの答えがでてきます。

 

3×2×(2+2)-1=23

 

また、こんな式になった方もいるかも

 

3×2×2×2-1=23

 

もちろん、どちらも正解です。

 

二人で競うなら、早く思いついた方が勝ちみたいな遊び方です。

 

過程を考える問題なので、いろいろなパターンが出てきたりします。

 

解けない場合もあります。

 

式に使える数字は5つもあるんですが、それでも無理な場合はけっこう出てきます。

 

例えば、この場合はどうでしょう

 

【1 3 1 2 3】こちらの組み合わせで31を作ってください。

 

 

・・

 

・・・

 

・・・・

 

・・・・・

 

無理ですよね?どうこねくり回してもこの組み合わせだと、31が作れません。

 

「解無し」それもまた一つの答えなんですね。

 

遊び方は工夫次第【算数教材にもなる】

 

やることは単純な計算なんですが、こういう発想はなかなか小学校の教育ではありません。

 

四則演算の最後、割り算を習うのは3年生ですので、小学校でも3年生以上ならきっと誰でもこれで遊べるはずです。

 

決まった遊び方はありません。といいますか、いっぱい応用が考えられますね。

 

例えば

 

・誰が一番初めに回答できるか

・一定時間で、誰が一番多く異なる式を書けるか

・1分以内に何個問題が解けるか(シングルス)

・ペアを組んで、1分以内に何個問題が解けるか(ダブルス)

 

班対抗とか、列対抗とか、そういった感じで教室全体で遊ぶような事もできるんじゃないでしょうか。

 

最近の小学校ではあまり競う系はやらないかな?

 

スマホもいいですが、こんなアナログで頭を使うのも結構楽しいですよ?

 

とっても単純ですが、大人も結構マジになります。

 

一回だけ、おっさん集まって飲みながらやりました(本当です)

 

けっこうムキになるわ、入ってきた子供に負けるわ、結構楽しかった。

 

また、小3の娘も結構はまってくれました。

 

ちょっとやると、自分なりのコツをつかんできて計算が早くなってきております。

 

さすがに子供はスピードアップが早いw

 

安いものなので、良かったら試してみてくださいね。

 

それでは最後に、こちらを試しに考えて終わりましょー

 

答えは、、、あなた次第です。

 

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【追記】ジャマイカというネーミングの由来について

ずっと疑問に思ってました。

 

なんで「ジャマイカ」なんだろう。

 

発祥の地?あっちの教育で使われてる?実は長い名前で頭文字とった?

 

ネットで調べてもその由来は見当たりません。

 

そんな中、先日PIRALINCO仲間がジャマイカのネーミングの由来をメーカーにきいてみたとのこと。

 

彼にジャマイカを教えたのは私なのですが、ネーミングの疑問を共有したことはありませんでした。

 

やっぱり気になってたのね。

 

ちなみに「ジャマイカ」は増田屋コーポレーションという会社が制作しています。

 

増田屋さんは300年続く老舗で、おもちゃ関係は明治時代から取り扱っているのだとか。

 

で、増田屋コーポレーションさんに確認した中身として

 

ネーミングを考えるにあたり小さい商品なので説明的なフレーズが入れにくい

製品の見た目がカリブ海諸国で使われる楽器スティールパンに似ている

カリブ海といえば思いつく国は「ジャマイカ」

よし、そんじゃ「ジャマイカ」で。

 

という流れらしいです。こういう発想、いいですよねぇ。

 

また、常識的発想ではない独創的な発想も大事で、そういう柔らかい頭をもった素敵な大人になれよという子供に対するメッセージも込められているのだとか。

 

何この若干の後付け感。とても楽しいじゃないですか。

 

なんだか素敵な会社。

 

ちなみに製品の発祥はイスラエルで、増田屋コーポレーションさんは1990年から販売しているそうですよ。

 

それでは、本件はこのへんで。

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