こんにちは。
PIRALINCO.Labの黒狸です。
前回小3以上推奨のプログラミング教室「エジソンアカデミー」について紹介しました。

ここでは小3になっていない子でもかよえるプログラミング教室。
自考力キッズについて紹介しています。
前半はちょっと内容がかぶるので、必要に応じて後半だけ見てくださいませ。
プログラミング教育必修化の中身
2020年度からはじまる小学校のプログラミング必修化についてはこちらの記事でとても簡単にまとめました。

さらに簡単にまとめるとこんな感じです。
- プログラミングという教科が増えるわけではない。既存教科にプログラミングっぽいことをちょっと足すだけ。
- メインの狙いはプログラミング思考といわれる目的達成のための手順を順序だてた考え方をちょっと学ぶ。
- どんな教材でどんなことをするかは基本的に学校まかせ、先生まかせ。
プログラミングを早めに始めた方がいい理由
プログラミング教育を早めに始めた方がいい理由はこちらにまとめました。

こちらも簡単にまとめるとこんなかんじ
- 小学校のプログラミング教育は教材、先生、予算で格差が出てくる。
- プログラミングは今後長く必要とされる能力。大学受験科目にもなる。
- 苦手になるとリカバリーが大変。そうなる前に得意にしておくべき。
- プログラミング思考は一度覚えたら一生使える問題解決能力。
年長からいけるプログラミング教室:自考力キッズ
学校教材メーカーの老舗【アーテック】が運営
このエジソンアカデミーを運営しているのはアーテックという会社。
アーテックは創業60年を迎える教材の老舗企業です。
プログラミング教室はけっこう都心や一部の大都市に集中しているのですが、自考力キッズは全国に500教室以上展開しています。
子供に触れる物作りを60年間事業として継続できている会社が提供する教材なら安心感がありますね。
3種類のカリキュラムでつける6つのちから

パズル:【図形・空間認識力】 【集中力】
かたち合わせや立体パズルといった、ルールは簡単だけどなかなか解けない問題にブロックを使って取り組むことで、図形や立体をイメージする力を育みます。
ちなみに空間認識力というのは、生きていくうえで非常に重要な能力です。
具体的に何に役立つかは後述します。
ロボット:【創造力】 【表現力】
ブロックだけでなく、モーターやギヤなどを組み合わせることでさまざまなロボットの動きや仕組みを学び、自分だけのオリジナルロボット作成を行います。
プログラミング:【論理的思考力】 【問題解決力】
初めてパソコンに触れる子にもわかりやすいプログラミング学習ソフトを使い、自動車を走らせたりLEDを光らせるプログラムを基礎から学びます。
子供がやるプログラミングは、組んだプログラムの動作結果がロボットなどで視覚的に見えた方が思考内容とそれに基づく結果がわかりやすいので適しています。
画面だけで完結するといまいち頭に入りづらいのはある程度大きくなっても同じ。
正直高校生でもこのレベルからスタートでいいと思えるくらいです。
空間認識力って鍛えて役に立つの?

空間認識力は物の場所や形、サイズといった情報や位置関係を正しく認識できるちからです。
頭の中で立体的イメージがすぐにできる能力といった方が伝わりやすいかも。
普通に生活していればある程度身についていくちからですが、日常生活、スポーツ、勉強全てのシーンで必要とされる能力なんです。
ではこの空間認識力の高い低いで何が変わるのか具体的に例を挙げてみましょう。
地図が読める
自分がむいている方向、地図上の方向、建物との位置関係といった情報を頭の中で正確に統合できれば地図を正しく読むことができます。
私の奥さんは地図がとても苦手なのですが、これも空間認識力がちょっと微妙という事です。
ちゃんと避けられる
自分と物との距離を測るのも空間認識力が必要です。
自分や対象の物が動いている状態であれば、対象との距離の変化にともなう動きの予測を正確に行う必要が出てくるシーンがたくさんあります。
走ってくる車や自転車を避ける
歩いているときに人や物にあたらないように避ける
空間認識力 ≒ 物理的危機回避能力
無用な事故は誰もハッピーになれません。
「車に気をつけていってらっしゃい」って送り出すのは気をつける能力がある前提です。
当然誰もが初めからそんな能力があるわけではないので、はじまりはサポートが必要です。
スポーツで活躍できる
空間認識力が低いとうまくタイミングを合わせることが難しくなります。
球技をイメージするとわかりやすいのですが、ボールを打つ、蹴る、受けるという動作は高度な空間認識力が必要な動作です。
野球のキャッチャーだとボールを追うだけではなく、ランナーの位置状況や移動予測も必要になりますので、さらに高い空間認識力が必要になるといった感じ。
筋力や身長はそれほどでもないけど、スポーツはうまいって子、友達にいませんでしたか?
そういう子は空間認識力をしっかり使えている場合が多いんです。
運転が上手にできる
子供に当分関係ないと思わないでくださいね。
自転車はもう乗ってませんか?あれだって運転であり操縦です。
縦列駐車とかはありませんが、適切な距離をとって当てない当たらないようにするのは空間認識能力が必要です。
図形の問題に苦労しない
苦手意識のある方も多いのではないでしょうか。
数学の図形問題。
もちろん算数でも図形は出てきます。
立体的にモノのイメージが頭でできるかどうかカギとなる図形問題ですが、これもとても分かりやすい空間認識力の使い方ですね。
年長からいける2年のコース
自考力キッズは一般的なプログラミング教室よりも早い、年長から参加できます。
早めに経験しておけばお受験にも間に合う
小さいうちから数多くの事を習わせる必要はないかと思いますが、それでも早めにスタートすればその分がリードタイムになるのもまた事実。

仮に自考力キッズを修了した後、プログラミングを続けたいと子供が願ったときに上のクラスのエジソンアカデミーに行かせたとしましょう。
エジソンアカデミーも2年間のカリキュラムですので、自考力キッズを年長か小1にスタートしていれば、小学生の後半は他の他の習い事やお受験にむけた時間を確保することができます。
教室により小1から受付になっているところもあるようなので、近くの教室を探して直接聞いてみるのが確実です。
パズル・ロボット・プログラミング、全部できるのは、自考力キッズ

気になる教材費、月謝をチェック
自考力キッズはフランチャイズ方式をとっていることもあり各教室により必要費用に差異があるようです。
公式にも金額案内が出ていないため下記はあくまで参考としてください。
費用項目 | 参考価格 |
入会金 | 0円~12,000円 |
教材費 | 30,000円~3,6000円 |
月謝 | 9,000円~12,000円 |
入会を検討する最寄りの教室に直接確認するのが確実です。
教材費も一括で支払える場合と月謝に合わせて支払える場合があったりします。
まずは試しに体験教室を受けてみましょう
自考力キッズは体験教室を開催しています。
これも教室によって差がありますが、体験教室を受けてから申し込むと入会金の割引があったりするところもあるみたいです。
まずは近くの教室はどこか、こちらで確認してみてください。
パズル・ロボット・プログラミング、全部できるのは、自考力キッズ

まとめ
- 老舗教材企業が全国に900教室以上展開運営している
- パズル、ロボット、プログラミングの3カリキュラムで構成
- パズルやロボットのカリキュラムで空間認識能力を鍛えるのに向いている
- カリキュラムは2年間
- 年長もしくは小1から通える
- 2年終了後、上位のプログラミング教室につなげる事もできる
プログラミング教室はそこそこ費用のかかる習い事ですし、子供も2年かけて通います。
体験授業を受けたうえで、教室のスケジュール、費用、距離、子供の気持ちを総合勘案してどうするかしっかり家族で話し合ってからどうするか決めてくださいね。

おまけ:かよわないプログラミング教育
新型コロナの出現で自宅でできる勉強ツールというものが再び見直されています。
在宅でできるプログラミング教育「Z会」について、こちらの記事を参考にしてください。

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